1歳の娘が41度超えの高熱を出した日に救急車の中で思ったこと

-713娘 41度 熱
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あれは2016年3月31日。ほとんどの人にとっては、何もない普通の1日。

ですが、我が家にとっては忘れられない1日となりました。

娘が41度の高熱を出して救急車に乗って病院に運ばれたのです。

 

19:30 嫁からの着信

その日は、僕は会社にいて少し残業していました。

20:00には会社を出ようと思っていたところです。

 

19:30ごろ、突然嫁から携帯に電話がありました。

会社にいる時に嫁から電話がかかってくることはほとんどありません。

(珍しいな)と思い、取ってみると、少し焦った様子でこう言います。

 

今、会社?はーちゃんの様子がちょっと変…

 

この時はまたそれほど重大なことだとは思っていませんでした。

 

おっくん
まぁ、38度ぐらいの熱ならよくあることだし。

 

そう軽くみていた僕。

予定より少し早く会社を出て、まっすぐ帰宅しました。

21:30、少し遅めの夕食を取り、22:00には家族そろって就寝しました。

 

23:00 熱は40度まで上昇

23:00を過ぎたころ、娘の熱は40度まで上昇していました。

さすがに僕らも心配に。

 

おっくん
病院に連れて行ったほうがいいのかな…。

 

と思いつつ、もう少しだけ様子を見ることに。

 

しかし、赤ちゃんを病院に連れて行くタイミングは本当に難しいです。

大人なら自分の意思を言葉で伝えることができます。

だけど、まだ1歳になったばかりの赤ちゃんでは、それができない。

 

  • 変に外に連れ出すと余計悪化するんじゃないか?
  • 少し待ったら、ケロッと回復するんじゃないか?

 

この2つの気持ちの間で、僕らはどうすることもできずにいました。

 

深夜1:00。熱は41度に

いよいよ熱は41度まで上昇。明らかに様子がおかしくなっている娘。

けいれんと言うほどではないが、「うー。うー。」とうなるような声を上げだしました。体もガタガタ震えています。

 

ここで119に電話し、すぐに救急車を呼びました。

この時、僕が考えていた夫としての唯一の仕事。それは、「とにかく冷静でいること」。頭の中はパニックでしたが。

 

救急車到着までの約10分間、嫁は保険証や母子手帳の準備をしてくれました。

僕はささっと着替えを済ませ、救急車を誘導しようと外へ。

 

 

救急車到着。病院へ。

電話から10分後(だったと思う)。大きなサイレンとともに救急車が到着しました。

救急隊員は手早く娘の熱を測り、そのまま3人とも救急車に乗り込むことに。

 

隊員の人は、「シバリング」という言葉を繰り返しながら、しばらく娘の指や足から何かを測っていました。

シバリング(shivering)とは身震い等による体温調整を行う生理現象。視床下部で調整されており、骨格筋をランダムに収縮させることにより熱産生を増加させる。

(参照:Wikipedia)

 

相変わらず僕は平静を装ってはいましたが、頭の中は引き続きパニック状態でした。

「通行人全員ぶっ飛ばしてでも、1秒でも早く病院に着きやがれ」なんてことを本気で考えてましたね。

 

しばらくして病院に到着。熱を測ってもらうも、未だ40度超え。その後医者からこう聞かされました。

「予防接種の影響によるものですね。」(あぁ、そういえば今日予防接種受けてたなぁ)

 

「目線ははっきりしています。予防接種後の発熱はよくあることなので、もうしばらくすれば落ち着きますよ。」

この言葉を聞いた瞬間、僕も嫁も胸をなで下ろしました。「無事でよかった…」と。

 

その後医者の言った通り、30分ほどでどんどん熱は下がり、いつもの元気な娘に戻りつつありました

そのままタクシーで帰宅。気の遠くなるほど長い、そんな夜が終わった気分でした。

 

救急隊員の方の迅速な対応と優しさに本気で感謝。人の優しさに涙が出そうになったのは久しぶりのことです。

 

子どもは、両親が作る空気に敏感なのかもしれない

実はその日、僕と嫁は少しケンカしてたんですよ。

 

いつも帰り遅くない?

 

おっくん
仕事やからしょーがないじゃん。

 

ぐらいのささいなケンカでしたが。

 

いつも思います。僕らがケンカした時に限って娘は熱を出すんです。

両親がケンカしている時、子どもがそれぞれの手を取って握手させるというシーンをよく見ますよね。

あれと同じような感覚です。

 

仲直りの言葉が見つからなくてモゴモゴしている時。

そんな時に限って、うちの娘は熱を出します。(まぁ、今回は予防接種の影響だったので、偶然なんでしょうが)

 

そんなことを考えながら、深夜の3:30。

近所のファミマによって帰宅。春の風が心地よく顔にあたっていました。

 

 

最後に

「ちょっとの熱ぐらい大丈夫!」そう頭では思っていました。

でも、実際目の前で41度の熱を出して「うーうー」とうなる娘を見ても「大丈夫!」と腰を据えて笑ってられる親がこの世にいるでしょうか?

 

何人も、何回も育ててきた親ならそう言えるのかもしれません。

でもまだまだ親初心者の僕らには到底無理でした。

 

昔、僕が交通事故で病院に運ばれた時、迎えに来た母の顔を思い出していました。

「何をそんなに心配してんねん」幸い打撲で済んだ僕はそう言いました。

 

しかし、元気そうな僕を見た瞬間、足の力が抜けてその場に座り込んだ母の様子を今でも覚えています。

今になってその時の母の気持ちがよくわかります。

 

親になるって、そういうことなのかもしれませんね。