26歳、転職したいと悩むあなたに定年退職した親父のアドバイスを

親父 2人 話
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先日、珍しく親父と銭湯に行きました。親父と2人で話すと、よく仕事の話や、将来の話をします。その中で、いつも親父に言われること。それは

「会社は辞めない方がいい」ということ。

「会社は軽々しく辞めない方がいい」という親父

僕は今26歳で、大学卒業後、新卒で入ったとある会社に勤めています。入社5年目ともなると、

  • このままこの会社にいるべきか
  • 転職を考えるべきか
  • それとも独立を目指してみるべきか

…色々悩んだりするわけですよ。まぁ、悩みますよね。

そういう時に一番身近で、サラリーマンを勤め上げた(あと10ヶ月で定年)親父によく相談をします。そこで今回は親父に言われた、この「会社を辞めないことの大切さ」をまとめてみました。

会社は辞めない方がいいという理由

親父の持論は、会社は辞めない方が良いということ。では、具体的になぜ親父はそう思っているのか?聞いてみました。

自分で1からチャレンジすることはなかなか難しい

親父はまずこんなことを言ってました。「仕事は、与えられるものである。」

「仕事を自分で創る人が優秀な人なんじゃないん?」と僕は聞くと、親父はこう答えました。

世間ではよくそういう言い方をするな。でも、自分が経験したことのない仕事なんか創りようがない

特に新入社員のころは、

  • 「あれやれ」
  • 「これやれ」

と上司から言われ、バタバタしているうちに1日が過ぎる、そういう日が多いやろう。そんなこんなで5年、10年と仕事を続けていると、少しずつ自分の仕事が何なのか、がわかってくる。

もちろん、会社の目的は利益を上げることなので、

  • 「利益を上げるために何をすべきか」
  • 「会社をよくするために何をすべきか」

この探究心は常に必要。でもな、人間は経験したことしかわからへんねや。

  • 「来週までにプレゼン資料作っとけ」
  • 「今日打合せた内容を明日までにまとめて自分の意見を考えておけ」

こんな風に否応なく飛んでくる指示・命令に対して、

  • 「嫌だなぁ」
  • 「やりたくないなぁ」
  • 「わからないなぁ」

と頭抱えて試行錯誤して、悩んで怒られて、教えてもらって、そうやって自分の仕事の幅を少しずつ膨らませていくんや。

はじめっから、誰にも教わらず、何も指示されないで、1つの仕事を完遂することなんかできない。できるとしたらそれは天才や。凡人にはできない。仕事の場を容赦なく与えてくれる場所、それが会社や。

どんな仕事でも、続けていると楽しいことが見えてくる

さらに親父は続けてこんなことも言ってました。

そうやって色んな仕事に悪戦苦闘して、ボロボロになってやり続けてると、自分の守備範囲が増えてくる。ベースの上しか守れない内野手より、

  • 打球のスピード・方向
  • 打者のクセ
  • 更にはその日の天候によって自分がどこを守るべきか
  • その瞬間どこに飛ぶべきか

がわかるオールラウンドプレイヤーへと成長する。すると、そこで初めて「自分だけのオリジナルな守備」ができるようになる。

話が野球に脱線し過ぎたけど、要は「仕事に自分の意志を宿す」ことができる。そうしているうちに部下や後輩がどんどん増えてくる。自分の仕事に意志を宿し、自分の指示で人が動く。更には自分の決断1つで会社の方向を変えられるようになってくる。これが企業で人が育つっつうことや。

けどな、自分の守備範囲が増えてくるってのは、同時に責任も一緒についてくる。これはつらいぞ?今まで人の人生を左右するような指示を出したことはあるか?自分の一言で人の行き先を決めたことがあるか?

組織で上に立つ人間ってのは、自分の言葉や行動1つで人の人生にさえ影響を与えられるようになるんや。

生半可な気持ちでなれるもんじゃない。なっていいもんやない。事実、無能な上司ってのは、何も考えてないけどな。そういう人間は最低や。少なくともお前はそんな人間になったらアカン。

親父、長湯でのぼせ気味だったのか、久々に息子とマンツーマンで話せて嬉しかったのか、どんどんヒートアップしてきました。笑

そして、今の会社が嫌で何度も転職を考えたという僕の話を聞いて、こんなアドバイスをくれたのです。

転職に悩む僕に親父がくれたアドバイス

若い僕たちは、会社で少し嫌なことがあると、「あー、転職してやる!」と考えがち。

ただ、実際にそれを起こす勇気がなかったり、心のどこかで振り切れない部分があってためらったり、そんなこんなでとりあえず、今の会社にいつづけます。僕の他にも、そういう人って多いと思いんじゃないでしょうかそんな風に悩む僕に、親父はこう言いました。

「で、今よりいい会社はあるんか?」「転職、転職って、転職サイトの甘い言葉にばっかり踊らされてないか?」

お前が今の会社に入る時、今みたいにつらい生活が待ってるってこと、人事の担当者は言ってたか?どこに行ったって一緒、自分が100%満足する会社なんてのはそうそう見つからへん。

今の給与の満足度は?賞与は?手当は?福利は?人は?

よくよく考えてみろ。学校の同級生にあったとき、そいつの話を聞いて「うちの会社はまだマシやなー」と思ったこと何回もあるやろ。

誰かて隣の芝は青く見えるもんや。いったん、客観的に眺めてみろ。そしたら驚くぐらい今の会社が素敵に見えるかもしれへん。

ここで、僕はあえて反論しました。「わからんから転職するんちゃうの?」と。

「親父の言うことは正しいと思う。でも、隣の芝が青く見えるから、そっちに飛び込むのも1つの生き方やないの?」飛び込んでみたら青色どころかレインボーかもしれへん。

すると親父はこう答えました。

まぁ、それも1つの考え方やな。オトンは生涯1つの会社に勤めてきたから正直転職については何も言えんわ。でも、1回転職して、つまらんかったからと言ってまた戻るのは、日本の会社では容易とちゃう。それだけは肝に銘じて、よくよく考えて準備して行動することは大切やな。

…うん、おっしゃる通りで。

最後に

最後に親父は、今日の話をこんな風にまとめました。

会社生活40年、よーーーここまで頑張ったと思うわ。結果としてやけどな、オトンは今の会社に40年いてよかったと思ってる。

  • 普通では会えない人に会えた。
  • 海外・国内出張にたくさん行けた。
  • セミナーの講師もたくさんした。

世間から見たらただのオッサンでしかない俺やけどな、どうやってこういう特別な思いができたと思う?それは「大企業という会社の名刺があったから」や。

このたった1枚の名刺の、さらにたった1行。この会社名をとったらオトンには何も残らん。でもな、この名前があったからこそ、普通に生きてたら経験できなかったことがたくさん経験できたんや。

ここまで聞いてもお前が、「一生サラリーマンなんて嫌や!独立したるわ!」って言うなら、お前の人生やから好きにしたらええ。

オトンは口では悪口言うけど心では応援しとる。どうしても独立して1人で、自由に生きていきたいなら「自分1人で食っていける力をつけること」これだけはしっかりやっとけ。

思えば当たり前のことを淡々と言われただけの1時間でした。

が、しかし身近な人からの本気のメッセージ。僕の心にはずっしりと伝わってきました。

薄っぺらい希望でも、その場の感情でもなく、自分の人生を生きるということ。会社に残るのか、転職するのか、それとも独立を目指すのか。

家族を持ち、1人ではなくなった26歳の僕はいよいよ覚悟を決めて人生のことを深く考えるタイミングがきたのかとも思う。でも、今まで通り、のほほんと生きていてもいいかなとも思う。

自分の人生、すべては自己責任。

ということで今日はこの辺で。


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