会社を退職後に後悔してしまわないために必要不可欠な3つの判断基準

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どうも、もと商社の人事マン、おっくんです。

人は、いろんな理由で会社を退職します。あなたにも、退職の経験はありますか?

だけど、1度でも退職を経験した人ならわかると思いますが、退職には大変な決意とエネルギーが必要になりますよね。

 

僕はつい先日、新卒で入って6年半勤めた会社を退職しました。

後悔しているか?って言うと、今のところ全く後悔はありません。しかし、世の中には

「前の会社を辞めなきゃよかった・・・」と激しく後悔する人もいます。

 

今回は、そんな退職後の後悔をしないために、「辞めたい」と思ったあなたに、立ち止まって考えてほしいことを記事にしてみます。

 

もしもあなたが、後悔しない退職をしたいのであれば、ぜひ読んでみてくださいね。

Contents

なぜ退職して後悔するのか?

先ほどもお伝えしましたが、退職には相当な勇気とエネルギーが要ります。

では、なぜ人はそれだけの勇気を振り絞って退職したにも関わらず、後悔してしまうのでしょうか?

よくある退職における後悔の理由についてみていきましょう。

退職後の後悔理由1:離れて初めて前の会社の良さがわかった

人間は、どうしても隣の芝が青く見えてしまうものです。

「いいなぁ、あいつは幸せそう。俺のとこの会社なんて・・・」

なんて、あなたも思ったことはありませんか?

 

社会人経験者ならだれでもそう思ったことがあるはず。

ですが、人は今自分が置かれている立場に関しては、悪い部分ばかりが見えてしまうもの。

なぜなら、他人の人生は表面しか見えないからなんですよね。

 

退職して初めて、前にいた会社の

  • 人間関係
  • 給与
  • 仕事内容
  • 福利厚生

・・・いろんなものがよく見えてしまうんですよね。

勢いで辞めてしまうと、こんな風に後悔することがあるんです。

退職後の後悔理由2:辞めた瞬間から将来への不安がおそってきた

これは次の就職先を決めずに退職した人に多いケース。

僕も結局、将来のために無職になることを決意しましたが、今は全く後悔していません。(この理由はあとで書きます。)

あなたが独身なのか既婚なのか、また、子どもがいるかいないか、にも関わりますが、いきなり収入がゼロになる、というのは相当こわいもの。実際経験してみて初めてわかる怖さ(;^^)

「まぁ、なんとかなるさ」って思うのは簡単ですが、24時間、1ヶ月、1年と、時間が経つうちに、そんな楽天的なことは言ってられなくなります。

 

また、給与に関しても、手取りはせいぜい20万円ちょっとだったかもしれませんが、サラリーマンの表面に見えない福利厚生メリットはデカいです。大企業であればあるほど。

辞める前は「よっしゃ、来月から働かなくてもいいんだ!」と気持ちよくなったのもつかの間、無職になった瞬間に将来への不安がおしよせてきます。

退職後の後悔理由3:人間関係が嫌で辞めたのに、結局次の職場も人間関係最悪だった

これもよくあるケース。

人間関係が嫌で仕事を辞める人はたくさんいますが、次の就職先の人間関係まで全て把握してから就職することなどできません。これは当たり前の話。

結局、前の職場と同じぐらい、あるいは、それ以上に嫌な上司や、苦手な同僚と肩を並べて仕事をする羽目になることも。

職場での人間関係がいいかどうかなんて、自分ではどうしようもない部分が大半。結局、運ゲーなんですよね。

退職後の後悔理由4:給料UPのために転職したが、転職先で忙しさが激増した

「今の給料でやってられるか!」と勢いよく会社を辞め、次の職場で見事給料10%アップ!

だけど、あまりにも忙しすぎて日々死にそう・・・。

というパターンもよくあります。

 

もともとはワークライフバランスなんてあまり意識していなくても、実際に自分が忙しい中に身を置いてみると、初めて「忙しさが辛い」と気付くこともあるでしょう。

退職後の後悔理由5:上司が嫌だから退職したのに、退職直後に上司が異動になった

「前の職場の上司が嫌で嫌でたまらず、転職した」

・・・にも関わらず、自分が会社を離れた瞬間、上司が異動になったと噂に聞いた。

ということもよくあります。

所詮、管理職だろうが平社員だろうが、会社での人事異動はいつ、何が起きるかわからないものなのです。

退職後の後悔理由6:仕事内容が嫌で転職したのに、結局次の職場でもやりたい仕事ができない

仕事内容が楽しくなく、何度上司に伝えても、やりたい仕事を任せてもらえなかった。

だから転職したのに、求人票に書いてあったことや、面接で伝えられていた仕事は結局任せてもらえなかった。

そんな後悔もあります。

 

その時その時で、会社が社員にしてもらいたい仕事内容は変わります。

また、経営陣や管理職の方針や性格でも、求められるものは全く違ってきますからね。

退職で後悔してしまう人の特徴

では、退職して後悔してしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか?

退職後に後悔する人には、こんな共通点があります、。

自分を客観的に見ることができていない

退職して後悔してしまう人に多いのが、今の自分を客観的に見れていないということ。

先ほども書きましたが、会社で仕事をしていたら、どうしても隣の芝ばかりが青く見えてしまいがち。

特に仕事で嫌なことが続いた時なんかはね。

そこで他人のいいところばかりを見てしまい、自分を客観的に見ることができなくなると、退職して後悔することになります。

仕事が辛い時こそ、今の職場のいいところを探してみましょう。

給与、人間関係、仕事内容・・・紙に書き出してみると、「お、うちって意外といい会社やんけ」と思うこともありますよ。

過去を美化しすぎる

「昔はよかった」

こんな言葉が口癖になってしまっていませんか?

過去ばかり見ていると、どうしても

  • 今の仕事が辛い。
  • 今の上司が嫌いだ
  • 昔はよかったのに。

と、今だけにフォーカスしてしまい、ムダに辛い気持ちになってしまいます。

だけど、過去は過去、今のこの現実をしっかり見ないといけません。

 

当たり前ですよね、歳を取らない人はいないのですから。

過去のよかった思い出ばかり思い出しても、現状は何も変わらないのです。

自分をよく理解していない

自分のことがよくわかっていないほど、退職して後悔する傾向にあります。

どういうことかと言うと、例えば、

「あなたが現職に対して感じている不満は何ですか?」と聞かれて、あなたは明確に答えがだせますか?

あるいは

「次の職場に何を求めていますか?」と聞かれて、あなたが具体的な答えを即答できますか?

これができないのならば、今一度自分のことをよく考えてみましょう。

  • 仕事のこと
  • お金のこと
  • 生活のこと
  • 家族のこと
  • 将来のこと

考えるのはタダ。

「よくよく考えたら、俺、今の会社で充分幸せじゃん」ってことも大いにありえますよ。

勢いで退職してしまっている

実際問題、退職して後悔する原因に最も多いのが、コレ。

ここ数年、転職市場が急激に活発になり、駅や街の広告、或はネットの広告などでも転職サービスの案内をたくさん見かけるようになりました。

実際景気がよくなったことや、スマホの利便性などから、転職者は年々増加傾向にあります。

 

しかし、だからと言って「さぁ、転職だ!」「今すぐ会社を辞めよう!」などの謳い文句に乗せられて簡単に職場を離れていいものなのでしょうか?

  • お金のこと
  • 家族のこと
  • 自分のこと

いろんなことをしっかりと考えたうえで退職を決意するべき。

考えるっつても、1年も2年も考え続けるわけではないですからね。

 

熱くなっても一晩経てば落ち着くようなこともあります。

その時の勢いだけで「やめます!」というのはちょっとストップ。危険すぎます。

いずれにしても、何も考えずにその場の勢いだけで退職する、というのは賢い生き方ではありませんね。

退職したいと思った時に落ち着いて考えてほしい4つのこと

ところで僕は、あなたが会社を退職することに反対しているわけではありません。

ですが、勢いで辞めたり、間違った転職先を選んでしまって

「こんなはずじゃなかった・・・」

という後悔だけはしてほしくないのです。

 

では、退職による後悔を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか?

そのポイントを今回は5つ挙げておきます。

他部署に異動すれば解決することはないか?

大きい会社であろうと、小さい会社であろうと、部署異動によってあなたの不満は解決する可能性があります。

例えば、

  • 今の仕事に熱が入らない。
  • 忙しすぎてもう疲れた。

などの不満はもしかしたら部署を異動するだけで解決するかもしれません。

会社自体が嫌になったわけではないけれど、今の仕事、今の部署に不満があるのなら、一度人事や上司に相談してみましょう。

人間関係で辞めようとしていないか?

会社の人間関係というのは、得てして面倒くさいもの。

ですが、今の仕事を辞めて次の職場にうつったとしても、また次の職場で人間関係に悩まされる可能性があります。

仕事は、1人でできるものではありませんからね。

 

そんな時は、先ほどお伝えしたように部署異動願いを出してみるか、あるいは、苦手な上司や同僚が異動する可能性があるのならば、待つのも1つの手です。

どこにいったって、ややこしい人は1人や2人います。

落ち着いて今の状況をよく見てみましょう。

そのうえで自分がとるべき選択を考えてみてくださいね。

給与額が下がる可能性があっても納得できるか?

仕事をするうえで切っても切り離せないのが、お金の問題。

転職により給与が上がる人もいれば、当然下がる人もいます。

特に未経験の職種への転職の場合、確実にあなたの年収は下がります。

 

「別に、ちょっとぐらい給料下がったって、今の職場を離れられるなら構わないよ」

と思っている人は、ちょっと危ないかも。

実際、今まで月20万円で生きてきたのに、今後突然給料が18万円になったらどうですか?

家賃や光熱費、車代、駐車場代など、毎月の固定費を引いても十分と言えるでしょうか。

特に未経験の職種への就職を考えている場合は、収支のシミュレーションをしっかりとしておくといいですね。

いつも同じ理由で辞めていないか?

特に転職を繰り返してしまう人は、

「あれ、前回もこんな理由で退職しなかったっけ?」

と考えてみる必要があるでしょう。

結局同じ轍を何度も踏んでしまう羽目になりかねません。

 

ほとんどの会社が、長く勤めている社員を優遇するような制度をとっています。

これはつまり、職をコロコロ変えてしまう人が不利になっている、ということ。

 

有給休暇や退職金などは特にそう。勤続年数に応じた休暇日数や退職金が積み上げられていきますからね。

いつも同じような理由で退職して、また後悔してしまわないためにも、今一度、立ち止まって

「本当に退職すべきなのか?」を良く考えてみてくださいね。

会社を退職して後悔しないために必要な3つの考え方

では、会社を退職して後悔しないためには、どうすればいいのでしょうか?

確かに、退職には「えいやっ」で決める勢いも大事。だけど、勢い「だけ」では絶対NG

ですが、慎重になるべきところは慎重になるべし。でないと損しちゃいますからね。

「今の会社が嫌」+「α」の理由が見つかるまでは退職しないこと

「今の会社が嫌」というのは、誰でも感じること。

今の会社に一切の不満がない人なんて、絶対にいません。

要は「今の職場に対する不満が、転職や退職によって本当に解決できそうか?」

ここまでしっかり考えてから退職しようね、って話です。

勢いだけで退職しないこと

勢いだけで退職するなんて、バカのやること。

「上司に理不尽なこと言われてムカついたから、その場で辞表出してやった」

なんてネットの起業家エピソードに感化されて同じようなこと、絶対しないでくださいね?

その人たちは、その後上手くいったから、過去の武勇伝としてそのエピソードを話しているだけ。

実際、いきおいだけで会社に辞表を突き付けて、結局後悔している人の方が多いモノですから、。

退職までの計画をしっかりと立てること

せっかく退職するんですから、最大限損をしないように、ちゃんと計画を立てましょう。

  • 社会保険のこと
  • 税金のこと
  • 退職金のこと
  • ボーナスのこと

辞める日が1日違うだけでも、あなたがもらえるお金が数十万単位で変わることだって、ざらにあります。

もちろん、そのたった1日でも、数十万円より価値が高いと感じたら、損してもOK。

ですが、何度も言っているように、勢いだけで退職して「あー、やっちまった!」なんてことはないようにしましょうね。

既に退職して後悔している人はどうすればいい?

では、既に会社を退職してしまって後悔している人はどうすればいいのでしょうか?

後悔してもあとの祭り、常に見るべきは「今」と「未来」です。

いつまでもうじうじしないで、今から自分にできることをやりましょう。

長い目で考える

僕はいつも、「失敗だったなぁ」と思った時は、こう考えるようにしています。

「失敗は失敗じゃなくて、経験だ。」と。

まぁ、薄っぺらいですけどね。笑

 

だけど、失敗をいつまでもズルズルと引きずっていたって、何もいいことなんかないんですよ。

「失敗」は、「絶望」ではなく、「経験」。

まっすぐ一本道を進むのも素晴らしいですが、長い人生なんだから、右に左に寄り道した方がおもしろい、そんな考え方もあり。

いつかその失敗を笑い話に変えてやりましょう。

退職を前向きにとらえよう

退職して後悔しているってことは、退職して失ったものを嘆いている、ということでしょう。

だけど、逆に退職して得られたこともたくさんあるはず。

  • 新しい職場での人間関係
  • ブラック企業からの脱出
  • 時間
  • お金
  • etc

後悔する理由は人それぞれですが、そんな中でも「退職してよかった」と思えることがあるはず。

だって、そのために退職したんですもんね。

いつまでもウジウジするのはやめて、

  • 今の職場でもう少し頑張るか
  • もう一度、きちんと目的を決めて転職活動をするか

じっくり考えて、結論を出してみてくださいね。

最後に~退職して初めて見えることがたくさんある

僕は6年半勤めた商社を辞め、思い切ってエンジニアに転向することにしました。

現職に勤めながらエンジニアの勉強をしたり、転職先を決めてから辞めることも検討しましたが、結局、一旦無職になる決断をしました。

理由は

  • 退職金や財形で向こう1年間はお金に余裕があったこと
  • 28歳という年齢だったので、未経験職にチャレンジするならさっさと腹を括ったほうがいいと思ったこと

などがあります。

実際無職になってみて、不安がないと言えば嘘になりますが、基本的に後悔はしていません。

なぜなら、将来のことをきっちり考え、家族とも相談し、自分自身が最大限納得した上で決断したから

結局、ここなんですよね。

 

僕のように退職を後悔していない人もいますが、今まで人事で仕事をしてきて、退職を後悔している人もたくさん見てきました。

あなたもそんな風になってほしくないので、退職を考えているのなら、ぜひしっかりと考えてから答えを出してくださいね。

 

なお、「そもそも退職すべきかどうか迷っていて、誰に相談したらいいのかわからない」という場合は、

一度転職エージェントに相談してみるのもアリです。

 

転職エージェントは、常時何十人、何百人もの転職をサポートしている、いわば転職のプロ。

あなたが「なんとなく」不満に思っていることや、「なんとなく」やりたいと思っている、曖昧な部分を、面談を通して言語化してくれることもあります。

 

もしあなたが「退職すべきかどうか」に迷っているのなら、一度相談してみてはいかがでしょうか?

転職エージェントの利用は完全無料ですしね。

もと人事の立場でオススメできるエージェントとして、いくつか紹介している記事はコチラ。

【元大手商社の人事が教える】絶対に登録すべき転職エージェント4選

2017.10.27

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